青の祓魔師のメフィストは自分たちがジャンプSQに連載されている漫画であることをメタ認知している作中唯一のキャラクターです。さすが時空を司る時の王といったところでしょうか。彼はちょくちょく読者に向かってアピールをしてきます。
読者へアピールするメフィスト
さっきから誰と話してるの・・・?
さあ? ククク
読者に向かって熱く語りかけるメフィスト。燐は自分たちが漫画の中にいることをしりません。
出番が減るとうるさいメフィスト
メフィストは自分の出番にもうるさいです。
私だって久々の登場が豚箱なんてガッカリです
京都不浄王編において出番が減って不満げなメフィスト。出番が減ったと言ってもちょくちょく出てきていますけれどね。
イルミナティ編でちょっと出番が減っていたメフィスト。65話と66話の間の空きページの隅で久しぶりの登場と泣いて喜んでいます。燐はメフィストが何を言っているのか理解できません。次のページでウィンクしながら登場
みなさん私が恋しくてたまらなかったのではないですか?
読者への配慮を忘れない
これは とんだ R指定★ モザイクをかけねば
第39話「悪魔の作法」においてアマイモンと戦いぐちゃぐちゃのミンチにされてしまった燐。読者への配慮でモザイクをかけてくれています。
狂言回しをするメフィスト
メフィストは 第44話をまるまるジャックして狂言回しをしました。
彼は時空を支配する時の王。時間を止め空間を移動しまるで舞台の一幕のように演出します。キャラクターの置かれた状況とその心境を解説する姿は演劇における狂言回しまさにそのもの。
シェイクスピアの劇には様々な道化師が登場します。登場人物の心境を皮肉に語り、なめらかな弁舌で観客をも惑わせ煙に巻き、時に人間社会の虚構を暴き真理を突きつける。愚者を装う wise fool. メフィストは青の祓魔師における wise fool そのものです。彼が道化師の格好をし、舞台役者のように芝居掛かった立ち振る舞いをするのも偶然ではないでしょう。
22-25巻の過去編において彼はいつものピエロ服を身につけていません。
この服はよく見ると