メフィストを讃えるblog

「青の祓魔師」ネタバレ考察 + α

登場人物の殆どがメフィストに仕組まれた者である [ネタバレ考察]

もしメフィストがクローン研究をしなかったとしたら? →ほとんどのキャラが消滅する。

Az群

メフィスト達は王の器を造るため八侯王バールのクローンを生産していました。まずはアザゼル系列からみていきます。以下の図で水色に塗られている人たちはクローンかその子孫です。


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ちょっとアザゼル凄すぎませんか。主要登場人物 敵も味方も全部俺。主人公属性のあるキャラクターは全部アザゼル。しかも全員 暴走特性 持ち。アザゼルってどんな人だったんでしょうね・・・。この図の中で普通の(?)人間はユリ・エギンだけです。

ライトニングはちょっとよくわかりません。

  • アザゼルをおじいちゃんと呼ぶ
  • 気の眷属の悪魔を自由に使役できる
  • アザゼル巨人ネフィリムは数百年前に途絶えたはず
  • 十三號セクションの出身ではなさそう(クローンではなさそう)

うーん。アザゼル系列には間違いなさそうなのですがよくわかりませんね・・・。

Sm群, Lu群

つぎにサマエル群とルシフェル群を見てみましょう。

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悪そうなヤツはだいたいメッフィー。 ルシフェルは天然系か。

あれ、おかしいな。この漫画、登場人物が実質3人しかいないぞ?

シェミハザ

いや、3人は言い過ぎでしたね。シェミハザもいます
シェミハザの巨人ネフィリムの皆さまです。

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画像が長くなりすぎたので横にしました。左から右にみてください。

明陀宗

明陀宗を作ったのもメフィストです。
メフィストは燐の心臓を封印するために降魔剣を創りましたが、燐の炎に耐えられるよう剣を鍛える必要がありました。そこで過去に戻り降魔剣を明蛇宗開祖に渡し、150年に渡り炎系の悪魔を憑依させ鍛えました。

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その過程でできた明陀宗は青い夜後に騎士団の京都支部として吸収。 明陀から生まれて来た勝呂、志摩、子猫丸の3人を手駒として手中に収めます。もしメフィストが何もしなければ明陀宗は存在せず、彼らは一般人として平和に暮らしていたかもしれません。


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一番かわいそうなのは志摩さんですね。家のしきたりやしがらみが嫌で飛び出したのにそれを作った大元凶の犬に成り下がるという・・・ずっとメフィストの手のひらの上です。

余談ですが

刃は虚無界ゲヘナに。鞘はその扉。よく考えれば、こんな空間移動アイテムを作れるのはメフィストだけです。3巻の時点で伏線が張られていたのですね・・・


もしメフィストが何もしなかったら・・・ほぼ全員消滅する件

騎士団側で活躍している登場キャラクターがほとんど消滅します。逆に誰が残るかと言うと メインキャラでは 霧隠シュラ/神木出雲/(宝ねむ)の3人です。このうち宝は出自がイマイチわかっていません。メフィストの手駒にしてメフィストの持つ系列企業の子息。うーん。こちらも危ないかもしれませんね?? メインキャラ以外では イゴール・ネイガウス/ルーシー・陽/オセオラ・レッドアーム が残ります。


騎士団の戦力は八侯王バールのクローンに依存している

歴代聖騎士はみんな八侯王バールのクローンなんですね。アーサーが不浄姫を一撃で倒しているのを見ても確かに化け物じみた強さです。


ところで皆さん、サタンが憑依する前に十三號セクションを閉鎖すればよいのでは、と考えたことはありませんか?作中ではルシフェルが暴走するからそれができなかった、という理由が語られるのですが それはそれとして 「もし クローン研究をしなかったら」 という IF を考えてみるとですね。 騎士団の主要戦力がほぼ消滅して大幅に弱体化するんですよ。 サタンがいなくなっても今度はルシフェルイルミナティに滅ぼされるという・・・ いやぁ これは詰んでいますね。


主要人物が消滅するし、明陀宗も無くなるので漫画 1-11 巻までが無かったことになりますね。青の祓魔師ルシフェルの宣戦布告からスタートです。すごいことになった。