降魔剣を造り明陀宗が生まれる
産まれた燐の心臓を分離封印するためにメフィストは降魔剣を造りました。降魔剣を鍛えるため、メフィストは150年以上前に遡りまだ年若い僧侶 不角に降魔剣を渡しました。炎系の悪魔を長期間憑依させたことで降魔剣は鍛えられ、燐の炎への耐性を獲得しました。
一方、不角は
明陀は青い夜以降 弱体化、正十字騎士団 京都支部に吸収します。さらに明陀から産まれて来た子供達を手に入れルシフェルを倒すための手駒としました。
(不角の子孫たちをあますところなく吸収、戦力として利用していますね・・・えげつない。不角はメフィストとどんな契約をしてしまったのだろう?)
不浄王を復活させ燐を強化する
不浄王は当時4万人もの犠牲者を出した上級悪魔。その割にメジャー扱いされていませんでした。おそらくメフィストにより伏せられていたのでしょう。不角は不浄王の心臓を「不浄王の右目」「不浄王の左目」のふたつに割り、右目は明陀宗が代々封印していました。
一方、左目のほうはメフィスト個人の持ち物として正十字騎士団日本支部 最深部に封印されていました。そして封印にあたっていたのはイルミナティに裏切り不浄王を復活させる 最深部 部長 藤堂三郎太。
不浄王を復活させるのも最初からメフィストの計画のうちだったのでしょう。燐は心臓の封印が解ける前に青い炎に耐性をつける必要があります。不浄王と戦い大量の青い炎を扱うことで鍛えるつもりだったようです。
不浄王はほんの少しの苗床から復活してしまいます。倒すには青い炎で山ごと焼き清めるしかありません。大量の青い炎を使わせるには持ってこいです。メフィストの目論見とは裏腹に燐は
燐は人と悪魔の狭間にある存在です。彼の前には2つの道があります。サタンの
少し長くなって来たので記事をここで分けます。次は降魔剣について詳しく見てみます。